【アフィリエイトで稼ぐにはコピーライティング?】
アフィリエイトを始めてしばらく経つ人は、商品を売るにはそのための文章力が必要だという事実に気づき始めます。
そこで、コピーライティングや購買心理学といったお客の心を掴むための術を学び始めるわけです。
ここまでは特に問題ありません。しかし、非常に残念な現実があります。
それはコピーライティングや購買心理学をたくさん勉強して知識を付けているのに、なぜか商品が一向に成約しないという人です。
もちろん勉強だけして実践がゼロでは話になりませんが、勉強もして実践もしているのに成果が出ないのは可哀想すぎます・・・
そこで、今日はそんな人の為の解決策を考えてみました。
【「たった1通」にこだわると、自滅する】
コピーライティングに心酔しすぎると、一撃でお客さんの心を掴もうとし出します。
たった1つのレビュー記事で商品を買ってもらえるように・・・
たった1通のメルマガで商品を買ってもらえるように・・・
こんな感じです。
どんなにコピーライティングのプロ(年収1億円級)でも、たった一撃でお客さんの心を掴み商品成約に至らせるのは至難の業です。
それをチョロッと学んだくらいのほぼ素人がやろうとしたところで・・・って感じです。
コピーライティングの勉強をして「お客さんにある程度響きやすい言葉遣い」を学んだなら、あとはそれを駆使してありとあらゆる手段で伝えることを考えましょう。
レビュー記事ならひとつの商品について各観点から複数の記事を書いてもいいでしょう。
メルマガならセールス期間中のメルマガを何通か用意しましょう。
その中でお客さんに伝えたいメッセージをコピーライティングを織り交ぜつつ発信するのが、まず基本ですね。
ところで「織り交ぜつつ」という表現をしましたが、これは非常に重要です。
コピーライティングは料理でいうところのスパイスです。
ちょっと味を付けるために使うのはアリですが、それをメインにしようとするなら単なる毒になります。
でも残念なネットビジネス実践者は、「とにかくコピーライティングを使えばいい!」と考えているので、どのコンテンツ(ブログ記事、メルマガ、SNS)も煽りまくりのたいへん痛い文章に仕上がっています。
詐欺系無料オファーばかり流している人種がまさにそうですね。
本当に死んでほしいです。
【ポイントは接触回数】
「本当に伝えたいことは100回伝えて伝われば御の字」という考え方があります。
10通りの方法で、10回ずつ伝えるというものです。
この教えの真意は本当に100回伝えなさいということではなく、「人に何かを伝えるのに 1回や2回では足りないよ」ということです。
非常に含蓄のある哲学なので、私は今でも大事にしています。
アフィリエイトなどのネットビジネスに置き換えるなら、お客さんに伝えたいことはもう何度でも角度を変えながら伝えるしかないということです。
1回のメルマガや1つのブログ記事ではどんなに渾身の文章であったとしても、あなたの真意やメッセージを伝えるのは厳しいものとなります。
そもそも、お客さんはあなたの渾身の文章をそれほど真剣に読んでいません。
人はそこまで文章を真剣に読まないのです。
この性質を理解していないと、やたら長いメルマガを書く人間になってしまいます。
逆にこの性質を理解していれば、短すぎず長すぎずのポイントを押さえた読者の負担が少ない文章を書けるようになります。
【チャンスは10回まで】
最近分かってきたことがあります。
真剣に誠意をもって10回伝えたもダメなら、やっぱりダメということです。
もちろん前提として、
・発信者側がきちんとメッセージの内容を熟知していること
・その人(自分の読者層)に最適な方法で伝達を試みたこと
ということが必要です。
これを欠いて「10回伝えたけどダメでした」はナシですよ。
では、前提条件をクリアしているとして話を戻しましょう。
あなたは誠意をもって相手に伝えました。
10回頑張りました。
でも、相手が変わる様子がありません・・・
「では、気を取り直して11回目!」は、不要です。
10回行った時点であなたのミッションは完遂しているからです。
それで相手に変化がなかったのであれば、それまでの話なのです。
あなたの責任ではありません。また、相手の責任でもありません。
どちらにも非は無く、そもそも合わなかっただけとうこと。
型の合う合わないの世界なので、決して落ち込まないようにしましょう。
たとえ失敗に終わったとしても、あなたには嬉しい副産物が待っています。
それは「10回伝えた」という事実です。
これには10個分の知恵と、10個の分の忍耐が含まれています。
これは何物にも代えがたいものです。
あなたはこれを活かして、また前に進めばいいのです。
【もうひとつのポイント】
それは、情報発信を始める前に伝える相手を選ぶということです。
言い方を変えれば商品を売るターゲット(顧客像)を見定めるともいえます。
あなたの話は伝えるべき人に話さなければ意味がありません。
そうでないのなら、ただの徒労です。
伝えるべきではない、または伝える必要のない相手に労力を割くほど無駄なことはありません。
アフィリエイトを真剣に学んで稼ぐための教材を、楽して稼ぐことしか頭にないおバカさんに提案しても意味が無いということです。
伝えるべき人に、伝える必要がある人にこれからは話をしていきましょう。
そしてそういった人たちに、複数回のアプローチを試みるのです。ここからは妥協してはいけないところです。
冒頭に挙げたスタンスで、光の当て方を変えながらあなたのメッセージを発信していきましょう。
その情報を伝えようとしている相手は、ターゲットとして正しいかを考えることも大切です。
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