【人脈は大事か?】
「人生を変えたければ付き合う人間を変えろ!」
「今自分の周囲にいる5人の平均年収が将来の自分の年収になる(つまり付き合う人間を考えろ)」
巷のビジネス書や成功本を1000冊は読みましたが、これらのメッセージがよく書かれています。
あなたは、人脈についてどう思いますか?
おそらく、それほど否定的な印象はないと思います。
あっても困るものではない、くらいの認識でしょうか。
かくいう私も、同じような認識です。
人脈人脈といいますが、この言葉が使われる時って大抵はビジネスがテーマです。
それ以外では人脈という言葉が当てはめられることはありません。
「人脈=ビジネス上の付き合い」という認識なのでしょう。
これが実は落とし穴なのですが・・・
【あなたの本質的未来は、プライベートですべて決まる】
あなたの本性は、プライベートでのビヘイビア(振る舞い)がすべて決めます。
(ビヘイビアってなんかかっこよくないですか?)
つまり、世間向けの表情をいくら着飾っても無駄ということです。
普段がダサければダサいのです。
先に挙げた人脈もそうです。
仕事上では背伸びしてワンランク上の人間と一緒にいても、プライベートではうだつの上がらない人間と行動しているなら、それがあなたの本質なのです。
実は後者のグループの中にいる方が居心地が良いと感じるなら、尚更です。
ですが厄介なことに、いくら人脈に精を出しても上記のような感じなら
長期的に見てあなたは低い方低い方に引き寄せられていきます。
つまりせっせと築いた輝かしい人脈も、やがて途絶えるということです。
【リセットする覚悟があるか】
「そんなこといったって、大事な友達を切り捨てるなんてことはできない!!」
心優しいあなたはこう思ったことでしょう。
こればかりは道徳的に考えてもあなたが正解です。
世の中、損得が絶対の正義ではないのですから。
しかし、です。
本当に人生のステージを上昇させたければ、やはり今ある繋がりをリセットしなければならない時が来ます。
全てをかなぐり捨ててでも前に進まなければならない時が来ます。
なぜなら、「今ある現状を変えたい」「もっと高みを目指したい」と考える時点で、あなたは必然的に周りとのズレを生じさせるからです。
上を目指す時点で、あなたは周囲からも世間からも浮いた稀有な存在になります。
今よりも上のステージを目指すという姿勢は「現状維持」「特に目標が無い」という上昇志向ゼロな人間が多い現代ではかなりレアな存在なのです。
なぜなら一般人は、前述したように「普通が一番」と考えるからです。
つまり「普通が良い」「このままでいい」と考えるあなたの友人と、もっと上を目指したいと考えるあなたとでは、考え方も話す言葉もその後の人生もみーんな変わってしまうのです。
あなたはどんどん上がっていかねばなりません。少なくとも成長に満ちた人生を歩みたいなら。
なのに、今の繋がりを捨てきれないのなら結果はどうなるでしょうか?
「もう少し様子を見てから」
「もう少し勉強してから」
「周りに相談してから(←これ、マジで1番ダメなやつ)」
などと日和見を決め込んだらどうなるでしょうか?
結果はご想像の通りで、望みの成功も富もやって来ません。
【人脈よりも大事なこと】
「成功と人脈」「お金持ちになることと人脈」というテーマは、世間でもなじみ深い話だと思ったのでこれまで話してきましたが、正直、今時人脈なんてかなりどうでもいい話ですよ(ちゃぶ台返し)。
(まぁ、時間を無駄にしないためにも普段付き合う人間を考えるというのはリアルに大事ですが)
(要は過剰に人脈というものにこだわる必要はないということです)
何がどうでもいいのかを超具体的に言うと、自分と大切な人を余裕で守れるくらいのお金(月50~100万円)を自動で稼ぐ程度なら、人脈すら要らないということです。
むしろこの段階で余計な人間関係を作ってしまうとどんどん行動力が落ちていきます。
「成功するためには人脈が大事!」と脊髄反射的に考えてしまう人は巷の「一流の○○」的なビジネス書、成功本、自己啓発本に毒され過ぎです。
そもそも成功したいと叫ぶ人の成功の定義が曖昧です。
今の会社で出世を極めたいのか、独立して自分で稼ぎながら生きていく道を歩みたいのか。
その辺が定まっていないのに「成功」だの「人脈」だの「お金持ち」だの言った言葉が先走りしているのです。
こんな軸ナシの状態では怪しい成功セミナーでダンスをさせられたり何か自分の目標などを叫ばされたりするのが関の山です。
【必要なのは人脈じゃなくて自分で稼ぐ力】
無駄なことを省いて考えると、とりあえずどんな時代になっても自分で稼げる力を持てば、人生ってそんなに不安を抱えなくて済むことに気づきませんか?
この先の社会で会社が潰れまくろうが就職率が激減しようが世界的な経済危機が再びやってこようが、そんなのお構いなしに涼しい顔で稼ぎ続ける力を持っていればどうでしょう。
多分「人脈」とか「一流の習慣」とかどうでもよくなりますよ。
世間の人たちが「人脈作り」や「一流の○○習得」に精を出す中、自分は昼間に起きてとりあえず YouTube、そこからだらだら過ごして朝までゲームというゴミクズのような習慣でも、仕組みのおかげで年収1000万円以上みたいな。
流石にふざけ過ぎだとは思いますが実際こういう人もいるということです。
でもこの人も最初から楽をしていたわけではなく、最初の2年くらいは勉強と実践の繰返しでやっとの思いで自由を手にしたという感じです。
それでもたった数年そこら勝手に収益が発生する仕組みを作れるのですから、21世紀は本当に良い時代だと思います。
それでは!
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