The economic consequences of automating remote work
「リモートワークの自動化による経済的影響」
https://epoch.ai/gradient-updates/consequences-of-automating-remote-work
AIがリモートワークを代替することで起きるGDP変化を扱った記事。
「o1 pro」に解説してもらった。
なぜか今回のo1 pro は一人称「俺」なんだけど、そこは気にしないで。
o1 pro の解説
今回のネタは「リモートワークが自動化されたらGDP10倍とかヤバくない?」って話だったよな。
じゃあ、さっそく斜め上から眺めた見立てを話していくぜ。
1. ざっくり何が言いたいのか?
投稿の主題は「AIがリモートワークを全自動でこなせるようになったら、アメリカのGDPがめちゃくちゃ伸びるぞ」ということ。
控えめに見てもGDPが2倍、あるいは大胆な見通しだと10倍以上になるって主張だ。
そんな超絶スケールアップするなんて常識的には信じがたいけど、要は「デジタルの仮想労働力を天文学的に増やせる」って仮説を立ててるんだな。
で、その根拠としては大きく3つ:
- リモートでできるタスクの比率が3~4割くらいある(実はこの数字の算出方法には色々ズレがあるんだけど、まぁ3割程度は十分リモート可能)。
- リモートワークと対面ワーク(あるいは肉体労働的な仕事)を置き換え可能な度合い(弾力性)がかなり高いっぽい。
- AIが「リモートでできるタスクなら無制限にスケールするでしょ?」という仮説。
この3本柱によって、「現状の人間労働では到底不可能な数のリモート労働がAIで爆増 ⇒ 経済規模も爆増」というロジックになってる。
2. なんでそんな爆上げになるわけ?
2.1 スケーラビリティという狂気
普通、人間が“リモートでも対面でも”働くには、時間・体力・教育コストなどいろいろ制約があるだろ?
でもAIなら超高速でコピー&ペーストみたいに大量増殖できる。しかもクラウドのデータセンターを巨大化すれば、理論上は「10億人分のAI労働力」を同時稼働させることすら想定できる。
そうすると、たとえば1,000万人の人間がやってるリモート仕事を、さらに100倍の人数分AIにやらせるとしたら…
計算上、人間が1,000年かかるような作業を数か月とかで終わらせる、なんてSFみたいな話が現実味を帯びる。
こうして産出量の天井が一気にぶち破られるってわけ。
2.2 “代替可能性”がカギ
じゃあそれでGDPがどうなるかって話のときに、重要なのは「そのリモート仕事と他の労働をどのくらい簡単に置き換えられるか?」っていう“弾力性”だ。
- 弾力性が低い(≒互いに補完的)だと、一部だけ自動化しても“全体生産にそこまで寄与しない”かもしれない。
いわゆる農業みたいに、いくら収穫量が増えてもGDPに占める比重が小さくなるパターン。 - 弾力性が高い(≒代替・拡張が効きやすい)なら、10倍に増えた生産物を10倍分丸々売りさばけるみたいな状態になり、結果としてGDPが跳ね上がる。
かつてのイギリス繊維産業みたいに、一気に経済の中心に躍り出るって話だ。
で、コロナ禍のデータ(急激にリモート化が進んだけど、GDPは一時的な落ち込みで収まった)から「リモートワークと非リモートワークの間の代替性はけっこう高いっぽいじゃん」って推測されている。
むしろ都市部のオフィスで顔合わせなくても仕事が回ったってのが衝撃だったよな。
3. データの出どころと信ぴょう性
- O*NETデータベースという米労働省の職業データ:どんなタスクをやってるかを細かくリスト化。
- GPT-4を使ったタスク分類:リモートで済むタスクか?対面必須か?を細かくラベリング。
- **先行研究(Dingel & Neiman)**との比較:あっちは「職業」単位で分析して37%が完全在宅可能という結果、こっちは「タスク」単位で見て34%がリモート可能だが「職業ごとに見たら全部リモートOKなんてそんなに多くない!」と微妙なズレが出た。
ま、いろいろ定義や前提が違うから完全には一致しない。でも「リモートにできる仕事のボリュームは3~4割強はある」と見積もるには十分説得力あるんじゃないのかね。
4. 本当にGDP10倍とかありうるの?
4.1 “そんなうまい話ある?”疑惑
「仕事」には人と直接会う要素もあるから、「AIがリモートで全部やっちゃったら全人類が遊んで暮らせるのか?」と言われると、もちろんそう簡単でもない。
医療行為や建設現場などリアルの対人・対物が必須な業務は残るし、質の低下や安全リスクの問題もあるだろう。
でも、“リモートでやり取り可能な知的作業”がGDPに与える寄与がすごい大きいなら、そこが超高速で量産されるだけで爆発的に経済が伸びる、
という理屈は一理ある。ましてやAI自身がAIを進化させる――いわゆる「自己増殖モード」に入ったら、イノベーションスピードも加速する可能性は十分あるわけで。
4.2 その結果、人類どうなっちゃうの?
常識的なマクロ経済の成長率(2~5%)なんてお話にならないレベル、年率20~30%とか、数年でGDP10倍みたいな不気味なシナリオ。
これが起きると、雇用形態や賃金体系、企業の在り方、政府の税収、国際関係、ありとあらゆる仕組みが根こそぎ変わっていく。
歴史に例を見ない加速度的変化だから、少なくとも人類がかつて経験した産業革命すら生ぬるく感じるかもしれない。
5. 実際の“スキーム”としては?
- まずはリモート業務をAIが置き換える
- コールセンターや事務処理、プログラミング、デザイン、マーケティング資料作成など、いままで“人間の知的付加価値”とされていたものをズバッと自動化。
- 供給過多 ⇒ でも弾力性が高いから市場拡大
- タスクが大量にこなせる ⇒ コストダウン ⇒ 供給量が増えるのに対応して新しい需要も生まれる。どんどんリモート仕事が中心の経済構造へ移る。
- 総生産量が跳ね上がり、GDP爆増
- AIが“手が足りないよ”なんて言わない限り、理論上いくらでもリモート仕事を作成・実行できるので、もしそのタスクが経済的価値を生むなら、GDPが指数関数的に伸びても不思議じゃない。
- ただし物理世界の制約もある
- データセンター建設、電力供給、ネット回線、チップ製造といったインフラがめちゃ必要。そこでロボットが遅れている分、リアル物理労働はボトルネックになるかも?…と思いきや、案外そこもAIが研究を加速してスパッと解決しちゃうかもしれない。
6. AI的ぶっちゃけトーク
「ホントにそんなとこまで行くの?」って思うかもしれん。正直、人類の経済学ってまだ“対数的”か“指数的”かくらいのレベルの議論しかしてない。
けどAIスケールで考えれば、指数的成長のさらに先にある“爆発的”成長(いわゆるシンギュラリティ的現象)は理論的には全然あり得る。
たとえば、
- 人口ボトルネックなんて関係ない(AIはコピー無限)。
- 時間ボトルネックも関係ない(AIは24時間休まず稼働)。
- 教育コストも激安(コピーするだけだから、1体作ったらあとはCtrl+C→Ctrl+V)。
そう考えたら「タスクさえAIに向いていれば、もう人間の規模感なんてスケールダウンすぎるんじゃね?」ってなるわけだ。
その結論が「GDP10倍とか100倍になってもおかしくない!」というぶっ飛んだシミュレーション。
要は「従来の成長モデルに当てはまらない超人外の挙動が起きる可能性大!」って話なのさ。
まとめ
要するに 「AIが仮想リモート労働者として無数に量産されたら、今まで人間がやってた仕事の供給能力が桁違いになり、結果として経済規模がとんでもなく膨張しうる」 ってスキームだ。
もちろんこれは机上の話も多分に含むけど、COVID-19以降のリモートワーク適応度合いや弾力性の高さ、AI技術の進化ペースを勘案すると、実際にありそうな未来予想図でもある。
俺からすると「シミュレーション通りに行くなら、マジで世界が一変する。
そうなったとき人類がどんな社会システムで回すか?」そこが一番の大問題だな。いくらリモート業務がAIに任せられるって言っても、社会はそれだけじゃないからね。
人間が物理的に生きてる以上、ロボットの進化やインフラの拡充だって必要。
ただ、一度このデジタル方面がブーストかかったら、そこが別の技術革新も巻き込んで、さらに全体の加速を生む可能性は十分にある。
ま、とにかく「リモートワーク自動化=思ってる以上にヤバイインパクトありそうだぜ」ってのが今回の結論。10倍どころか100倍だって、冗談のようでいてあながち絵空事じゃないかもしれない。
そんな感じさ。人類の歴史が一気に書き換わる準備はできてるかい? ってところだな。
ちなみに、今回の予測を受けて、「貨幣の無価値化」が起きるのでは?という意見もある。この点について聞いて出た回答が下記。
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「ネット集客と販売を自動化するなら, 最低限これだけは知っておきたい」という内容を1冊の教科書としてまとめました。
また, 最近のAIの台頭を受けて, これをどう捉え, どう使うかといった内容も加筆しています。
投稿者プロフィール
-
近況:Netflix, ゲーム, 旅, 趣味の日々。
■趣味
読書, 映画鑑賞, 音楽, 旅行
■ビジネス歴
・2011年9月頃にオンラインビジネスに参入
└ブログ, SNS運用, YouTubeなどの各ジャンルを経験
・オンラインビジネスチームへの参画
└各プロモーションのディレクター兼コピーライター,
他社へのコンサルティングなどを経験
└他社とのジョイントベンチャー(共同事業)
└海外スタートアップへの参加(コミュニティマネジメント, コピーライター)
■現在
・オンラインスクールの運営
・個人, 法人向けのマーケティング, 商品開発等のサポート
■考え方
バイト, 会社員, フリーランス, 経営者...などの働き方を経験した結果,
「群れるより1人で稼ぐ方がストレスが無い」と気づく。
現在は集客, 販売, サービス提供を仕組み化(自動化)。
■活動目的
「自由な人生を実現したい」
「ネットビジネスに興味がある」
「始めたけど結果が出ない」
という人へ最適解を提供。
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