経済・社会

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥを観た感想

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥを公開日に鑑賞。


当初は、「エイリアン:ロムルス」や「シビル・ウォー アメリカ最後の日」を観に行った時に流れた予告のイメージを持っていた。

・ジョーカーは裁判で何やかんや勝つor裁判長を殺してめちゃくちゃにする

・ハーレークイーンと組んで色々やり出す

・ゴサッムシティの狂ったメディアが彼らを取り上げTVショーに出す

・社会は混沌へ

予告から受けていた印象は上記のものだった。

予告の流れを素直に受け止めれば、おおよそ上記のような「本編イメージ」になると思う。

初めて予告を見た時は、私もこの印象(ジョーカー&ハーレークイーン無双)でワクワクしていた。

ただ、ネットで流れてきた海外の反応を見て、不安を覚えた。

「どうやら、思った本編と違うようだ」

ということは理解できた。

お金の無駄という意味で、観たことを後悔するといった感想を見た気もする。

たしかに、予告の印象のまま行くと面食らうかもしれないが、ジョーカーことアーサーの物語の終着点としては、ありなのではとも思ってしまう。

この映画に拒絶反応を示す人は、おそらく真面目な人だ。

物事が整然と並べられていないと怒り狂ってしまう人は、「なんじゃこりゃ」という反応になるかもしれない。

「アーサーの脳内鑑賞」と覚悟を決めてみれば、ちょっとした異文化体験になると思う。

ただ、それを3000円弱(IMAXの場合)支払って観るかというと、物好きの領域かもだが。

追伸

「ハーレークイーンと組んで色々やり出す」

そう期待したのは予告のせいなのは間違いないが、そもそも予告にあって本編に無いシーンがある。

最初は見逃しただけ?と思ったが、同じ指摘をしている人がいたので一安心。

とにかく、そのシーン(予告のみ)の印象が強く、これもあって、「ジョーカーとハーレークイーンがめちゃくちゃやり出すぞ…!」という期待を持ってしまった。

これもあえてなら、「製作者やりやがったな笑」と言うしかない。

追伸2

「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」をどう消化するか、いくつかパターンを考えてみた。

・ジョーカー(1作目)の長めのエピローグとして考える

・次回作(予定はないらしいが)に期待

・2作目は無かった(記憶消去)

各世代、各方面で何作品も展開されているジョーカー像を「正史の集合体」とするなら、アーサーにもバットマンの宿敵として立ってもらわないと気が済まない自分もいる。

そうではないとするなら、アーサージョーカーの世界線では、「カオナシは誰の心にも存在する理論」で、ジョーカーに感化された第二のジョーカーが現れてやがて大人になったブルースと・・・となるのだろうが、それはもうアーサーの物語ではないよね。

私が変に期待してしまったのは、社会から見放されたどうしようもない弱者男性がリミッターを外して暴れ回る「CERO:Z」だったのだが、フォリ・ア・ドゥが突きつけたのが「あのラストのまま」なら、これとは正反対のものとなる。

追伸3

原宿のトイサピエンスに行くと、(まだあれば)ジョーカーの胸像を見ることができる。

投稿者プロフィール

そうた
そうた社会を静観する人
近況:Netflix, ゲーム, 旅, 趣味の日々。

■趣味
読書, 映画鑑賞, 音楽, 旅行

■ビジネス歴
・2011年9月頃にオンラインビジネスに参入
└ブログ, SNS運用, YouTubeなどの各ジャンルを経験

・オンラインビジネスチームへの参画
└各プロモーションのディレクター兼コピーライター,
 他社へのコンサルティングなどを経験
└他社とのジョイントベンチャー(共同事業)
└海外スタートアップへの参加(コミュニティマネジメント, コピーライター)

■現在
・オンラインスクールの運営
・個人, 法人向けのマーケティング, 商品開発等のサポート

■考え方
バイト, 会社員, フリーランス, 経営者...などの働き方を経験した結果,
「群れるより1人で稼ぐ方がストレスが無い」と気づく。
現在は集客, 販売, サービス提供を仕組み化(自動化)。

■活動目的
「自由な人生を実現したい」
「ネットビジネスに興味がある」
「始めたけど結果が出ない」
という人へ最適解を提供。

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