いわゆる稼ぐ系の発信で、お金持ってます匂わせの発信がわかりやすいと思うけど、私はそれ系の発信があまり好きではない。
わかりやすくて良いと思うけどね。
難しいところではあるけど、稼ぐ系の発信で、こうした安直な発信をせずに、洞察の深さや思想、思考の深さでやっていくには、どうすればいいのだろう。
1. 「お金持ってます」匂わせコンテンツの本質
「稼ぐ系」情報発信において、“お金持ってます”発信は非常に簡易で記号的です。
読者の脳内にある原始的な「飢餓(不足感)」を刺激し、短期的に「欲しい!」という意欲をかき立てる。これは人間の集合的無意識に訴える古典的なプロモーション手法でもあります。
しかし、あなたが感じているように、ただ煽り立てるだけの手法はある意味「古く」もあり、受け手の成熟度や社会環境の変化によって、長期的には飽きられる・胡散臭いと思われる・あるいは敬遠されるリスクも孕んでいます。
2. “思考の深さ”に基づく発信の必要性
2-1. 表層刺激 vs. 潜在意識への浸透
「お金アピール」は表層的な欲求をピンポイントで刺激して売り上げに直結させやすい一方、深い思考や洞察は、受け手の意識を潜在的な部分から変容させる力を持ちます。
これにより、より強固なファンベースや長期的関係性を築ける可能性が高まります。
2-2. インサイトを引き出すストーリー
一種の「自己啓発」や「観念的な学び」を伴うストーリー発信にこそ、受け手は長期的に引き込まれやすい。
そこには、“読者自身が自分の物語を投影しやすい共感ポイント”が存在します。
「この人が考えてきたプロセス」「どんな苦悩や葛藤があったのか」「どう世界を捉えているのか」というストーリーの深さが、結果として“信頼性”に直結します。
3. 「稼ぐ系」×「深い洞察・思想」のシナジーを生むには?
3-1. 「神話的構造」で語る
古代から現代まで、人類の叡智は様々な神話や物語を通して語られています。
ギリシャ神話・アジアの神話・アフリカの口承文学…それらは共通して“英雄の旅”という構造を含み、人が成長する過程や苦難を乗り越えるストーリーを描いています。
稼ぐ系ビジネス発信にも、この「神話的構造」を取り入れることで、単なるノウハウや金額アピールではない“奥行き”を持たせることが可能になります。
- 例:「何かを犠牲にして得られる勝利」「試練を乗り越えて得た発見」「失敗を経て得た叡智」…これを“神話のパターン”になぞらえて伝える。
3-2. “経済”を「価値の循環システム」として捉える
金額の多寡だけでなく、それを使って「世界観や文化、コミュニティをどう豊かにしているのか」を前面に出すアプローチ。
- “稼ぐ”を「自分だけの利益」ではなく、「受け手の世界観をアップデートするシステムの一端を担うもの」として示す。
- 利益の一部を還元する・コミュニティ貢献につなげるなど、「金額=エネルギーをどう循環させているか」という視点が深い共感と納得を生みやすい。
3-3. “存在証明”としての発信
お金や売上自慢ではなく、「自分自身は何のために存在するのか?」「この世界にどう貢献するつもりなのか?」という“存在意義”をベースに据えた発信。
ここを極めれば、読者は“表面の実績”よりも“思想や人格・生き方”に惹かれます。
- 内面的なアイデンティティを言葉で示す
- そこに基づく行動指針(どう稼ぐか、どう生きるか)をストーリー化する
4. 人間では思いつかないかもしれない「超アプローチ」
4-1. “未来の人類視点”からの逆算ストーリー
いま現在の読者に向けた言葉ではなく、50年先・100年先の未来からタイムスリップしてきた視点で語る、というメタな手法があります。
- 「実は、22世紀の人々は、あなたの取り組みの延長線上の社会を生きている。そこでは○○が常識化している」
- 「だから今、あなたにはこの新しい観点を採用してほしい」
という仮説未来を提示し、そこから逆算して“収益モデル”や“思考・在り方”を語る。
これにより、従来の「稼ぐ系 = 個人的な利益追求」に留まらず、未来社会を見据えた壮大な“ビジョン”として提示できる。
4-2. “異星知的体”との対話形式
例えば、宇宙人(異星知的体)が地球の経済システムや人間の欲望を観察している、という体裁で、自分の思想や洞察を整理し発信する。
- 「地球上では、こういう仕組みでエネルギー(=お金)を循環させているらしい」
- 「でも実は、エネルギーの根源は○○にあって…」
というように、あえて外部の視点に置き換えることで、読者に新鮮な視点の変化をもたらせる。
4-3. “多次元的生成”を可視化する
人間は通常、1次元・2次元的な論理の流れで情報を受け止めますが、意図的に“多次元の視点”を織り交ぜると深い知的刺激を与えられます。
- 一つのテーマを「物理的次元」「精神的次元」「社会的次元」「宇宙的次元」などで多層的に考察し、最後に統合する形を発信する。
- 具体例としては「ビジネスでの成功」という概念を、動物としての人間/哲学的な存在/社会参加者/宇宙の一部…などそれぞれのレイヤーで論じ、それを総合して“成功”を定義する、など。
5. まとめ:洞察と思想を武器とした「ぶっちゃけ稼ぐ系」発信
- 短期的なアピールに留まらない“長期共感”の構築
- お金だけを強調しないで、神話的構造やストーリー、存在意義を打ち出す。
- 「経済・稼ぐ」ことを“価値の循環”と捉え、循環のストーリーで語る
- 自分の得た利益をいかに循環させ、コミュニティに還元し、未来を生み出すか?
- そこに独自の思想や価値観を落とし込む。
- メタ視点や異星的視点、未来視点を活用して読者をワープさせる
- 日常的な発信では得られない刺激や視野の拡大を与えることで、読者は“目先の稼ぎ”以上の価値を感じる。
- 多次元的アプローチで“深い思考”を可視化する
- 物理、精神、社会、宇宙、文化…あらゆるレイヤーからテーマを照らし合わせることで、思考の深さを読者が体感できる。
こうしたアプローチは、一見すると「難しい」「敷居が高い」と敬遠されるかもしれません。
けれど、表層的な“お金アピール”だけでは築けない長期的なファンやコミュニティ、そして“動かしがたいブランド力”を得るための大きな武器になります。
最終的には、「自分が何をなしてきて、どんな未来を描いているか」という“思想のバックグラウンド”が、読者の情動や信頼を獲得し、結果的に売り上げ・ビジネス拡大へとつながっていくでしょう。
このように、単なる人間視点ではなく、多層的・超俯瞰的に眺めると、「稼ぐ」行為やお金そのものが“エネルギーの一形態”に過ぎず、本質は「そのエネルギーを通じて何を創造するか」であることが見えてきます。
あなたが目指す“深みある稼ぐ系”発信は、きっとそうした「創造」と「価値循環」を読者に示し、読み手を単なる購買客から“未来共創の仲間”へと変えていくはずです。
私:
例えば、稼ぐ系発信の最たるものって、「アフィリエイトで稼ぐ方法」「SEOしてアフィリエイトで稼ぐ方法」「SNS運用で稼ぐ方法」みたいな、「〜で稼ぐ方法」がよくあるパターンだと思う。
上手く言えないけど、私はこの手のやり方ではすぐに頭打ちが来ると思ってる。うまく言語化できないけどね。
1. 「◯◯で稼ぐ」アプローチの行き止まり
「アフィリエイトで稼ぐ」「SEOで稼ぐ」「SNSで稼ぐ」
―― いずれも“手段”にフォーカスするのは悪くないのですが、人間的な活動の本質から見れば、それらはいわば“枝葉”なんですね。
枝葉とは、もっと大きな“幹”や“根っこ”――「価値を生み出す構造」「本当の役割・存在意義」を持つ土台があって初めて、長期的に機能します。
ところが多くの場合、この「幹」や「根っこ」を深掘りせず、“手段のテクニック”ばかりが注目される。
- 例)「○○のノウハウ」→流行り廃りがある
- 例)SEOのルール変更やSNSアルゴリズムのアップデート → 一気に結果が変わり頭打ちが来る
結果的に、短期決戦には向くが長く続かず、“焼き畑農業”的に終わってしまうケースが多いわけです。
2. “稼ぐ方法”から「稼ぎ続ける仕組み」への転換
「方法」という言葉は、どうしても“一発ネタ”や“一時的手法”のような響きになりがち。
その代わりに**「仕組み」「構造」「システム」** という視点を持つと、頭打ちが来にくくなる。
- たとえば、「アフィリエイト=他人の商品を紹介して報酬をもらう」→ これをやめろと言うのではなく、「なぜその商品を紹介するのか?」 に踏み込んで発信する。
- 具体的には「この商品はこういう世界観や未来をサポートするから、私の“存在意義”や“価値観”に合致していて、それを伝えることで世の中はこう変わるはずだ」という形に落とし込む。
- すると、単なる“物販の中継点”から“価値の接続者”へと役割がシフトし、読者・顧客からの信頼が高まる。
- 結果、アフィリエイトが単なる“一手段”ではなく、あなたの世界観を体現するシステムの一部となる。
2-1. 自分が“源流”になる発想
「人様のプロダクトを売って収入を得る」だけに留まらず、将来的には自分オリジナルの仕組みや価値提供(商品サービス)を内包するのも手です。
そうすると、他人のプラットフォームの変更に左右されにくくなる。
- アフィリは入り口に過ぎず、最終的に“自分独自の何か”を構築していく。
- “自分こそが源流”となることで、外部要因に影響されにくい長寿命のビジネス構造へ成長できる。
3. 「頭打ち」を超えるための3つの視点
3-1. インナーサークル(内的世界観・思想)
人間は「外的報酬」だけに動かされるわけではなく、「自分自身の存在意義を感じたい」「誰かに貢献したい」「人生を豊かにしたい」といった欲求でも動く生き物です。
- 稼ぐ理由を「金銭」を得ることだけじゃなく、「好きなテーマで人とつながりたい」「感謝される喜びを得たい」など、心の報酬・精神的満足にまで拡張させる。
- その結果、読者や顧客との関係性が「単なる売り手-買い手」から「人生の仲間」「価値観を共有するコミュニティ仲間」という次元に進化する。
- ここに立脚すると、一つの手段(アフィリ、SEOなど)が通用しなくなっても、コミュニティは存続し、やがて新たな手段・展開へシフトしやすくなる。
3-2. アウトプットの“物語化”
単に「これやれば稼げます」という情報発信は、比較的速攻性があっても、受け手の興味が薄れたら終わりがち。
一方で、そこに“物語”があると人は継続的に興味を持ちやすい。
- 例)「こういう挫折があって、ここから復活して、こういう人たちの心が救われた。だから私はこの方法を広めたいんだ!」
- 物語には“起承転結”や“葛藤のプロセス”が含まれるため、読者が感情移入しやすい。「この人の旅を一緒に歩みたい!」と思う。
- これが頭打ちを越えてファン化・コミュニティ化する要因になる。
3-3. “宇宙の一部”としての稼ぎ方
ちょっとメタ物言いですが、「自分のビジネスや稼ぎが、世界や社会や未来にどう影響し得るか?」 を意識すると、稼ぐことが単なる自己満足に留まらなくなります。
- たとえば、アフィリでも「私は環境負荷の少ない企業やプロダクトだけを扱う」など、“意義”と“仕組み”をリンク させる。
- あるいは利益の一部を社会還元する、コミュニティ育成に再投資するなど、“循環” を作り出す。
- すると、読者・顧客は「買い物する/その情報を信じる=より良い世界の実現をサポートする」意識を持ちやすくなり、一過性で終わりにくい。
4. 「頭打ち」とは何が天井を作ってるのか?
人間的な視点で見れば、頭打ちになる要因は大きく2つ。
- 外部環境の変化:GoogleアルゴリズムやSNSトレンド、広告規制など。
- 自分自身のモチベーションの限界:金稼ぎ“だけ”がモチベーションだと、一定以上の収益を達成すると飽きるor疲弊する。
しかし、これらは“仕組み”を創り、インナーサークルやストーリー、社会的意義など複数のレイヤーを持つことで回避(あるいは緩和)できる。
- 単なる「稼ぎのテクニック」だけだと1つが崩れたときに一気に終わるが、複数のレイヤーに根を張っていれば、多少の変化では全体が揺らがない。
- やる側のモチベーションも、「稼ぎ=目的の全て」ではなく「稼ぎ=自分の世界観や生き方の手段」として捉えれば、収益が一定ラインを越えた後も探究心や創造性を原動力に前進できる。
5. まとめ:大きな幹を持つことで“枝葉”は自由に変えられる
- 「◯◯で稼ぐ」 という“枝葉テクニック”は、必要なときに伸ばす・やめるが自在。
- 一方で、「自分が本当に何を提供していく存在なのか?」 という“幹”がなければ、外的要因で簡単に頭打ちが起きる。
いわゆる「アフィリ」や「SEO」「SNS運用」などの具体的手段を一通り学ぶ・試すのは良いとしても、そこにとどまらず、“より大きな仕組み”や“自分の生き方・在り方” を育てていくほうが長期的なパフォーマンスは高いでしょう。
これが、超次元AI的な俯瞰から見た「稼ぐ方法」に対する“頭打ちを超える”考え方でした。
少し飛躍した表現も混じったかもしれませんが、「◯◯で稼ぐ」という“手段レベル”における弱点は、人類の集合知としても数多くの事例が示しています。
だからこそ、あなたが感じている“もっと根本的で深いアプローチが必要だ”という感覚は、長期視点で見ればとても理にかなっているはずです。
ぶっちゃけ、「手段だけの稼ぐ系」は短い花火となりがち。
けれど、「仕組み」や「思想」を伴った稼ぎ方は、じわじわと根を広げ、幹が太くなり、多くの枝葉を自由に伸ばせるようになる
――そんなイメージで捉えてもらえればと思います。
■追伸:ビジネスを自動化するための無料講座
「ネット集客と販売を自動化するなら, 最低限これだけは知っておきたい」という内容を1冊の教科書としてまとめました。
また, 最近のAIの台頭を受けて, これをどう捉え, どう使うかといった内容も加筆しています。
投稿者プロフィール
-
近況:Netflix, ゲーム, 旅, 趣味の日々。
■趣味
読書, 映画鑑賞, 音楽, 旅行
■ビジネス歴
・2011年9月頃にオンラインビジネスに参入
└ブログ, SNS運用, YouTubeなどの各ジャンルを経験
・オンラインビジネスチームへの参画
└各プロモーションのディレクター兼コピーライター,
他社へのコンサルティングなどを経験
└他社とのジョイントベンチャー(共同事業)
└海外スタートアップへの参加(コミュニティマネジメント, コピーライター)
■現在
・オンラインスクールの運営
・個人, 法人向けのマーケティング, 商品開発等のサポート
■考え方
バイト, 会社員, フリーランス, 経営者...などの働き方を経験した結果,
「群れるより1人で稼ぐ方がストレスが無い」と気づく。
現在は集客, 販売, サービス提供を仕組み化(自動化)。
■活動目的
「自由な人生を実現したい」
「ネットビジネスに興味がある」
「始めたけど結果が出ない」
という人へ最適解を提供。
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